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12月17日 瞑想日記 『釈迦坐像』


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協会の記事ではありません。

 サークル仲間の所感です。  

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12月17日 瞑想日記 『釈迦坐像』

 昨日、建立依頼中の【釈迦坐像】の最終調整のため、京北町のイサ工房を尋ねました。二年前に旅だった両親の菩提の為にと、安養寺墓地公園に釈迦坐像と東屋を建立する計画を建て、檀信徒の協力を得て来春には完成予定です。

 きっかけは、以前から墓地駐車場の近くの道路沿いに東屋を建てて、お参りされた方が休める場所が欲しいと思っていました。

 どうせなら、お釈迦さまの坐像を建てて、そのお姿を見て安らいで欲しいと思ったことです。

 私の寺は浄土宗なので、お釈迦さまの像は一つもありませんでした。初期仏教を学んで、いつかお釈迦さまの像を建てようと言う思いがあり、両親が旅立ち良縁が結ばれました。

 当初は青銅の涅槃像などいろいろと思案していましたが、最終的には石像の釈迦坐像にしました。この坐像の元のレプリカは、写真二枚目のスリランカ系テーラワーダ仏教の瞑想する釈迦坐像です。

 この釈迦像のレプリカは山口の誓教寺を数年前にお参りしたとき、住職の藤本師からお土産として頂いた坐像です。

 造形が美しく、頂いてから毎日坐る瞑想をする場所に置いて、坐っていました。その静かなお姿が好きになって、そのレプリカを持って、親しい石工さんに、この坐像と同じものの、等身大より大きい石像を造ってくれる人を尋ねたら、イサ工房の諌山竜一さんに巡り合いました。

 昨日はじめて、実物を見に行きましたが、写真で見るよりはるかに立派で、感動しました。完成が楽しみです。

 総額は高級車が買えるほどの費用です。その約半分は檀信徒の方々の有志が喜捨してくださり、住職の一生一度の道楽としては最上の道楽だと思います。

★御影石は、ポルトガル製のものでその大きな御影石から掘り抜きされました。完成すれば、台座の上に坐られ、少し見上げる角度になり、頭は2m位の位置になります。東屋の中央に坐られて左右に木製のベンチがあります。

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